ピカソのディックチーズなら
物心ついてから今日まで俺は美術館や写真展等の芸術祭に出向いたことが3度しかない。
もちろん金を払って入る展覧会。
3度の展覧会へ行って実物を見て思ったこと。
なんとも思わない。だ。
なんとも思わない、というよりその絵画に付けられてる金額の高さ。
弁償しようにも一体何代まで払えば完済出来るのだろう?てくらいの金銭的価値。
凄い画家だ、偉大な芸術家だ、彼は程良く狂っててとにかく宇宙的。
そんな類いのエピソードを歳をとるにつれ友人やテレビ、雑誌などで沢山聞いた。
俺はその絵を見て何かを感じたならこれで億か、めちゃくちゃ高いな。
てことしか思わなかった。
もしこれが100円ショップのどうでもいいランチョンマットに描いてある様な物なら億で買う?
というか評価できる?素晴らしいて思える?
俺には一緒だ。100円ショップの絵も有名な画家の絵も。
1度でいい。絵を見て勃起してみたい。
そんな絵画に出会いたい。
本能を躍動させるような。そんな絵なら名もなく酷評だらけの画家の描いた絵でも買いたい。
ピカソの絵を絶賛する人達は彼のチンカスをありがたく頂くのかな。
遠い田舎町。テレビも全世帯で2台ほどしかない過疎村。
誰かが言った。
「植木等ていう有名な方が今度村に来る」
「沢山の人から求められてるとても偉大な方だ」
植木等はそんな風に語られた。
そこには役者やミュージシャン、喜劇王と言ったタレントを連想させるような言葉は皆無で
まるで神。あくまで神聖な者として語られた。
植木等は実際行った時村の人間は植木を見た途端拝みながら土下座して迎えた、とのこと。
ピカソもゴッホもゴダールもそんな感じだろな。
本当はバスクシャツがよく似合う普通のろくでなしの絵描きだったとおもう。
俺はピカソのチンカスなんていらねぇ。
イート エアー 序
テレビがアナログからデジタルに切り替わる。
ずっと先の話だと思う。本当に起こるのかも分からない。
そんなことより俺は煙草が吸いたくてタバコのことしか考えられなくなってる。
ニコチン脳。中毒。
さっきから25型のテレビの画面は歪んでる。
室内アンテナのせいで乱れにみだれてる。
もうその位置を直す気力もないくらいに煙草のことしか考えられなくなっている。
数時間前はなにしてた?昨日は?1週間前は?
半年前は?
なにしてた?
なんの出来事もない。
タバコのことしか考えられなくなってる。
四畳の和室には俺と猫が一匹。
襖一枚挟んだ隣の部屋にはばあちゃんがいた。
締め切ったカーテン。
猫のトイレの砂も交換してない。猫の糞尿の臭いが部屋中を埋める。
猫には100円ショップのカリカリと物を売ってつくった小銭で缶詰を食べさせた。
猫には生きてて欲しい。
俺を頼ってくれるのは猫だけだ。毎日一緒に寝た。
俺は日が沈み人が寝静まる夜中を生きてるのか昏睡してるのか分からない状態でただ横になり待った。
シケモクを拾いに行くためだ。
ガソリンスタンド、コンビニ、ファミレスの入り口にある灰皿、等を巡るタバコ乞食の活動。
もはや仕事。
クソなのは落ちぶれてるにも関わらず世間体を気にして夜中に行動してること。
まったくクソ。
かっこつけてる。この期に及んで。
コンビニの店員に話かけるとき
「シケモクを下さい」とは言えない。
何か別なことをシケモクに絡めないといけない。
「すみません、学校の授業の制作で吸い殻でオブジェをつくるのですが水に浸かってない吸い殻はありませんか?」
こう言うと店員は目をまん丸くし何拍か置き「吸い殻?ですか?」と聞き返す。
「はい」と答える。
そうすると休憩室からビニール袋に比較的綺麗なシケモクを見繕って手渡してくれた。
俺は頭を下げ自分が吸うためにもらったことを悟られまいと余裕のふりで店をでる。
店を出て数歩歩きコンビニが見えなくなったところでライターを取り出しビニール袋の中から長めのシケモクを厳選し急いで火をつける。
味も他人の口が付いたフィルターのことも何も関係ない。ただ1mmのかるいのだけは気になった。煙を深く深く吸い込んで吐き出した。
アタマニコチンが回る。
この瞬間に生を実感する。
生きてて良かった。
ほんの少しだけ前向きに物事が考えれる様になる。
俺の一日はシケモクの本数と長さ。そこに集約され決まった。
シケモクの収穫がない時は自殺したくなった。
それくらい何もなかった。
する事がなかった。
する事はあったのかもしれない。けどしない理由を探して何もしなかった。
腹も減った。シャワーは二週間に2度ほど家に誰も居ないときに高速のスピードで済ました。
だから夏場は腐った。
寝て起きてまだ生きてる自分を呪った。
続く
皆元気ですか?
お久しぶりです。
予期しないウィルス禍。
子供は新学期始まって進級。でもほぼクラスで集まってのまともな授業はおおよそ二ヶ月なかった。
5月の初め子供を学童に送りに行くために校舎に入った時、春休み明けから始まる新しいクラス。そこの黒板には
「進級おめでとう!」と色つきのチョークででかく書かれたままだった。
ライブは出来ない行けないそもそも営業できない。
大衆の場、居酒屋も密を避けるために営業を自粛。
経営者は自殺者まで出る。
ウイルス感染し克服してシャバに出て来た者にはモラル無視の汚い正義。二次被害まででる始末。
サージカルマスクの取り合いで大人が殴り合い老人は日の出と共にドラッグストアに並んだ。
BUMP OF CHICKENが全PVをweb上に無料で配信。
ステイホーム。
なんの問題もなく家に居続けられる人が国内に何万人いるのだろう?
現在令和2年 5/18
今日から半日授業で息子は学校へ。まだ給食はないがやっとクラスでの授業に行った。
息子はこの休校期間我が家のワーク事情で週3ほどで学童に行かせていた。
学校から疎遠になることはなかった。
幸いにも彼には学童の方が趣味を分かち合える友達がいるのでむしろ学童に行きたがった。
休校期間まったく学校に行かなかった子もいるだろう。
最高だよな。子供にしたらウイルスは二の次であの大嫌いな学校に行かなくていいんだから。
俺もそう思う。
でも始まってしまった。いや、始まってくれた。
これが日常だったんだよ。これが毎日だった。
これでまた自殺者がでないことを願う。
そんな折。
今朝ひどい腹痛にあった。それは近年味わったことのないヘヴィー級な腹痛だった。
人間痛みは忘れるが強烈なものに関しては憶えてるもので。
あれは著者が中学2年の14歳の頃。
(腹痛+中学この書き出しでわくわくしてる読者さん多いですよね。笑)
黒板を前に廊下側の右端の先頭から二つ目の席。時間は何時だったろう?
英語の授業であった。突然始まった腹痛。
たまらなかった。痛くて痛くて脂汗と震えが止まらなくなりじっと座って居ることが困難でクネクネと身をよじらせ堪えた。
痛みを散らそうと(©️生島ヒロシ)
指の皮をおもいきりつねったり足を椅子の脚で踏んづけたりエロいことを考えたり前の女子の尻をじっと眺めたりしながら便意を遠ざけた。
しかし存在感ありすぎな腹痛てやつは割って「こんちわ!」てな具合に半身を乗り出す。
「ここで当てられたらたぶん爆発する」
英語の授業で俺の列が長文を読む列として指示された。
それどころではない。今どこをやってるんだ?
どこを読むんだ?痛い痛い痛くて堪らない。
俺が尻をじっと眺めていた女子が読み始めた。
俺は震えながら尻女子の読んでるところを探した。
尻女子は座った。おれだ。
俺は立てなかった。立ったらあだ名が決まり今日から残りの1年間終了してしまう。
「先生すみません背中が痛くて立てないので座って読んでいいですか?」
と告げ「よろしい」と了解を得た。
得たはいいがどこを読むのか分からない。
尻女子に「あなた今どこ読んでいたのかしらん?」
と聞いて「ここからここまで」と簡素に教えてもらい「そりゃどうも」と脂汗を垂らしスラッシュしながら礼を。
痛くて痛くて痛くて堪らない英語なんてどうでもいい。
たぶん痛みで世間体やカースト、恥ずかしい感覚や学生生活にまつわるありとあらゆる体裁は皆無になり
ただ腹にまとわりつくこの激烈な痛みを少しでも沈ませるため流暢な発音で指定された文を読み上げた。
「関係ねえ」「爆発せずにこの時間が終わりトイレに行けば俺の勝ちだ」
笑ってる声も聞こえるし何か言われたけど関係ねえ。
読み終えすぐに腕を組みふさぎ込む。
尻女子が言う「大丈夫?すごい顔色悪いよ?」「大丈夫」
それであと何時間堪えなきゃ行けないんだ?
と時計を見るのも怖くてただ今にも爆発しそうなケツの穴付近の水っぽいやつらをこれ以上ないくらいの力で肛門を押さえ手の甲を引っ張いだり鉛筆でつめの間を刺し椅子の脚で自分の足を踏みノートになにかを書き前の席の女子の尻を見ないといけないんだ?
これなら死んだ方がマシだ。
そう思った。黙って廊下に出て行こうか。
ここから誰もこないトイレまでの距離と肛門の限界点を測り当たりをつけた。
止まらない脂汗。悪寒。大波の如く襲う腹痛。
本当はジョジョみたいな姿勢をとりたい。
もうダメだ。すべて懺悔する。許して。
キーンコーンカーンコーン
「?!」
俺は終わりを確認することなく教室を飛び出した。
走った。下りた、必死に。
放出。
放出。
放出。
恍惚。
まだ痛いが核は出した。
安堵と共にこれまでの戦いをチンコとケツを出した状態で振り返った。
頑張った。よくやった。町へ帰ればお前は勇者だ。
前の席の女子にはありがとう、と思う。
俺たちが笑って日常生きれてるのはあの人が泣いてるから
いつの間にか夏が終わりかけてる。
俺の住む町では朝、晩涼しいを少々超して寒い、てところ。
相変わらずバンド関係のこと発表出来るコンテンツがないのでそれを見にここを訪れてくれてる読者の方には大変申し訳なく。
昔のこと。最近特に思い出す。親とか祖母のこと。
現状が停滞してるからだろうな。と思います。
タイトルなんだけど。
俺たちが笑っていられるのはそれ以上に泣いてる人がいるから。
ツラい思いをしたためた、それを原動力にした人が造る作品なんかは音楽に限らずあらゆる物、なんでもそれを受け手の俺が聞いた時その製作したひとの電波と周波がバッチリあった時なんとなく励ましてもらえるしなんとなくすがっちゃうよね。
でもそれってその人の不幸を望んでるようなもの。
その人が例えばリアルが充実してしまったら申し訳ないけどもう興味なくなるんだよ。
その人が幸せになればなるほど俺は喜べない。
良かったね、と言えない。
凄く酷い話だよね。
俺を助けるためにお前は泣いてろ。絶対幸せになるな。
俺はお前が泣いて暮らせば俺は幸せ。
て感じ。
これってどうなのかね?
実際その人が充実してしまったらマジで離れると思う。
でまた他を探すだろうな。
悲しいね。
悲しいね。
悲しいね。
僕ら他の芝生が青いと不安で不安でたまらなくて青くない芝生を探すのさ。
悲しいね。
悲しいね。
悲しいね。
もし次の人生あるならそんな人たち居なければいいね。
悲しいね。
でもやるんだよ。
そんな世だよ。
俺はあなた達に幸せになって欲しい。
泣かずに。今日よりもっと良くなる明日があること。それが続くこと。
悲しいね。
寂しいね。
でもやるんだよ。
でも回るんだよ。
では。いつか。また。
さいなら。
シナトラ爺さんワリぃwそぐわないから詞替えたわ。
さぁもうすぐおしまいだ
最後の幕に向かおう
下劣なオマエ、俺はいかがわしくなんかないぜ
はっきりした問題についてしゃべろう
もう満足するくらい生きたし
どれもこれもモノにしてきたし
もっと、これよりももっと
オレのやりたいようにやってきたのさ
ちょっとは後悔してるけど
もう一度触れておくほどじゃない
やんなきゃなんないことをやってきただけさ
全部先は見えてたし
俺の足跡が認められたのだって計画通りさ
成功するように一歩ずつ慎重にやってきたぜ
今よりももっと
やりたいようにやってきたのさ
長かったぜ、わかるだろう
まったくくだらねぇけど
やらなきゃならないこともあった
疑ってきたけど全部終わっちまった
撃ちまくったり、追い出したり
そのうちに壁にぶつかっちまった
やりたいようにやってたのさ
恋もしたし、他人も傷付けてきたぜ
生きるための知恵は、もう十分身に付けたよ
もう、涙も止まったし
みんな楽しいことだったぜ
思ってみりゃ、ネコを殺しちまったんだな
言うなら、日の当たる道じゃなくて
いや、違うんだ、オレじゃねぇよ
やりたいようにやっただけさ
何がケツなんだか
アイツがなにを手に入れたんだか
アイツだって帽子を被れば
でも出来やしないぜ
本当に感じたままいってみろよ
きっとひざまずいた人間の
言葉しか出ないぜ
オレが一発かましてやったレコードのショウ
それがやってきたことなのさ
サイモンリッチー
さいなら
元号変わってるけどさ。(俺は)25歳のままさ
ハイサイ。ド マイド。
平成終わって令和一発目の記事ていうね。
いやー。どんだけ放っておくのよね。
最初に書いときますがイントロダクション(このブリッジね!)からアウトロまで一切WEFの情報、告知、グッズの製作、お知らせ等のコンテンツ皆無となりますので。
まぁよろしく。寿司でも食って読んでよ。
スシナックのさ。まだあんのかね?まぁいいや。
この前の記事が2018 11月と。
なんだろな。何が書けるかな?と思ったんだけど特にないんだよね。
ないんだけど無いなりにあんだよね。
まず喧嘩しました。殴り合いの。笑
そこそこオッサンと。
肘でね口をバゴーン!といかれてティースがエクスプロージョンしてしまってね。。
その時さ俺は車に子供と遊ぶ用のカラーバッド積んでるだけどそれで頭フルスイングしようとマイカーまで早歩きで取りに行く道すがら
その昔。山本譲二が吉幾三(だったけなー。。??違ってたら別に何もないんだけどね)スナックで飲んでた時口論になり山本譲二は即切れてテーブルに置いてあったビール瓶で吉幾三の頭をぶっ叩こうとしたらしいんだけど
振り上げていざ!てときに家族の顔が思い浮かびビール瓶を下ろし冷静に口論を続けた
て、エピソードがあるんだけど俺も正にこれと同じで、まぁカラーバッドとビール瓶なんて威力違いますからね。笑
カラーバッドで振り下ろしたところで何がどうなる訳ではないんだろけど。
まぁ、ファミリーの顔がね。ザザザーとまぶたの裏にスライドしてきまして。
車まで行ったけど取らずに現場に戻った。
その後四つん這いの相手の突き出たケツを思いきり蹴って四つん這いのまま前に雪崩れ込む姿を見て親父を蹴ってる錯覚に陥って
あー。頼むから今俺を殺して下さい。
て願ったね。笑
マジで。
親父蹴ったことないんだけどね。
そこに至る理由は当然あるんだけど。
嫌ですね。殴り合い喧嘩。
メンタルがね。もうその思い丸々一式心のどの引き出しに締まっておけばいいのかわからんのよ。
もう出しっぱなし。胸の真ん中辺りに。
んー。まぁもう一回やり合う事になるんだけど。
前回記事を書いてから今日この記事まで本当これくらいしかないんですよねトピックが。
あとはね。ギターなんだけど。
ボス製品てマジで優秀なんだよ。
俺が書くまでもなくそれはもう全世界のプレーヤーが熟知してる事実なんだけど。
足下にボス置く奴ダサっ!ww
とか。
ボスはまぁいいよね。置かないけど。
とか。
そんなこという輩おるんだよね。
いやいや。笑
何言ってるのかな?
そう思ってても言うなよ。
それでいいんだろうけどなんでわざわざボス製品を愛用してる方の揚げ足をとり更に自分はそこに居る人ではないのでヨロシクね!みたいな上からの言葉でいうのかね。
ビンテージのペダルがいいのはわかる。
カッコいいし。唯一無二の音だよね。
アイテムとしても持っておきたい。
蓋開けるとウンコみたいな臭いのするファズとかヤバいよね。
ハンドメイドのブティックペダルも良いのはわかる。
しかしね。
しかしよ。
ボス製品下に見てるスカムは面白くないのよね。
トータルで。
これは例外ないな。
俺好きなギタリストはだいたいボス使ってるもしくは安直。
ボス万歳てわけではないけどボスは極めて優秀。
ボスにもクソはある。同時にビンテージ、ブティックにもクソはそれ以上にある。
みんな平等よ。
だいたい金出せば買えるものに優劣つけるのはおかしいよ。
金あればとりあえず買えるでしょ?
なら声とか指とかね。天性的に持ってるものが素晴らしかったらそれは本当羨ましいし。
あ、と。なんの話かな?
まぁまた思い出したら書くからよ!
生きててくれよな!
ヴァイヴァ〜イxxx👋