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2015.09.21 Monday

妄想雑感

寒さが身に沁みる季節。起き抜けに廊下の窓の外を気だるく見る。うっすらと霜が降りて来てるではないか。著者は半開きの衣装ケースからコーデュロイのパンツを慌てて取り出した。少しカビ臭が気になるがデニムの冷たさよりはカビ臭コーデュロイを選ぶ。
山形の冬はそれくらい寒い。雪の降らない年など無い。当たり前の光景と肌寒い季節。
ティッシュペーパーで鼻をスッキリさせてしばらくそのまま窓の外をニヤリとしながら見続けた。

一人で部屋に居ても仕方ないので著者は徒歩
1時間40分かけて山形駅前へと出向く事にした。
著者がまず驚いたのはこの山形という地には大手CD取扱い店がない。
イオンのテナントか若しくはTSUTAYAのセルコーナー、某リサイクル店などが主な購入場となっている。
都心と比べるとなんとも奇妙で。都会の生活は所謂ホームセンターが近くにない。
あっても電車やバスを乗り継ぎ郊外へ。少し大きな品物を購入した際はその重い荷物を持ちまた来た道中を帰らなければならない。
割りと高級な家具屋などはそこらにポツポツとある。山形ではまず入らないしむしろ「このお店の月の集客はどの位でせうか?」と経営していくのに困難な印象を持ちつつ質問したくなるくらい客は立ち寄らない。
しかし都会は違う。
ホームセンターが近くにない。これはどれほど不便極まりないか。著者は身をもって実感しているのだ。
ただカラーボックスと突っ張り棒が欲しいだけなのに電車代往復800円、そして荷物を持ち帰ってくるのが嫌で嫌で仕方ない、と考えてるうちに「あ、駅前にクソ高い無駄に洒落てるあの雑貨屋兼家具屋に行くか」となり
ホームセンターならカラーボックスせいぜい700円もあれば購入可。それがクソ高い無駄に洒落てる雑貨屋兼家具屋では色が奇抜なだけのカラーボックスがおおよそ3500円はする。材質は同じだろう。

そこで山形。山形は車を所有してる前提の生活。勿論ない人もいるがだいたい家族、知り合い、が所有しているので便乗。
兎に角ホームセンター、ドラッグストアが点在。
生活に必要な雑貨類は手軽且つ身軽に且つお安く購入可。

これはありがたい、と著者は心底に感心した。
生活に必要。生きていく上で必要。
ホームセンターはそんな生活に必要なものがあるので当たり前にある。
当たり前に。

著者にはホームセンターと同じ位いや、それ以上に音源販売場が必要なのだ。
ある一定の層から支持される文化。それは音楽もそうだろう。
ホームセンターと同じようにあらゆる世代、人種、不特定多数、人として人らしく生活する以上必要な販売場。それがホームセンター。

著者はこの山形でどれほどの人間が音楽を必要としているか知らないが大手音源販売チェーン店の一つもないこの山形という地を悲観。若い時分は怨み言の200や1000は吐いて処理もせず放置したものだ。



山形駅前のドーナツ屋さんでホットコーヒーを頼みかれこれ4時間が経つ。もう17杯目だ。
いい加減に店員の若い女性からの「おかわりいかがでせうか?」というセリフを聴いたのは多分6杯目を飲み干して7杯目の補充の時以来聞いていない。
それもそうだろう。ホットコーヒーおかわり自由。この謳い文句があるにせよドーナツ屋さんでドーナツの1つも頼まずただただホットコーヒーのみを飲み続け4時間強も居座り続ける。
誰を待つわけでもなく、勉強をするわけでもなく、ましてや読書やイヤホンを使い音楽を聞くわけでも携帯電話を弄るわけでもない。
著者はひたすら座り込み何もせずホットコーヒーを良い加減のタイム感で飲むだけなのだ。
ドーナツ屋の店員は迷惑だろう。不気味だろう。しかし時間制限があるわけでもなくホットコーヒーおかわり自由と謳っているのだから何も言えない。
私とドーナツ屋さんの店員という立場。
この事を客観的に分析していたら思わず「とぅるふふふ」と一人笑いが込み上げてきた。
ドーナツ屋さんの店員の若い女性はもう著者の存在を無かったことにしているのである程度奇抜な行為をしてもこちらを観ない。

何故このような事をしているか。
単純に時間潰しだ。
なぜ?
著者はある音楽生演奏会を観るために開演時間までこうして時間を潰しているのだ。
時間潰しに選ばれてしまったドーナツ屋さんも気の毒だ。
別段謝らない。


つづく


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