2018.05.13 Sunday
誕生日会の席順に不服。絶縁。
赤子は赤子の頃から新しい物には敏感だ。
目の前に沢山のおもちゃがあるにも関わらず。構造的には殆ど同じ効果と動き質感も。ただ「見た目と色」が赤子から見ても違う。その見たことのないおもちゃを差し出すと眼をまん丸くして手を伸ばす。そのおもちゃに夢中だ。
今の今まで手にしていた「見慣れたおもちゃ」に目もくれず放り出す。
そこで一つ。
その新しいおもちゃのジャッジだ。
真新しいおもちゃは一頻り手で触り舐めて全体の構造を見て考える。
夢中にされるのはその観たことない新入りのおもちゃだからだ。
赤子に「このメーカーは凄いところだめちゃ売れてるし入手も困難やっと買えて」云々言っても関係ない。
真新しさのみだ。
一頻りの品定め後はジャッジに入る。
必要無ければ触れない。元のおきにいりのおもちゃを求めて遊ぶ。
さっきまで夢中だったおもちゃ。退屈と分かると目の前に差し出しどんなに振ろうが上下にジャンプさせようがドナルドダックの声帯模写でもってジェスチャーしてみせても
「早くそこ退屈なおもちゃどけて興味ないから」
と言わんばかりに不服な顔をする。赤子さストレートだ。笑
俺達は赤子だ。
新しいモノ(物、者)が出れば夢中になるが。その先はダメならダメだ。
本当の意見てのは久しぶりの、とか。初の。とかの後の事だ。
見慣れたクラスメイトの中に転校生が現れたら退屈は少しでも消えるだろ?
それみたいなもんだ。