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2021.09.22 Wednesday

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2009.04.22 Wednesday

ダウンバイルーバロウ

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意外性はねらうものじゃない

ひけらかしたり匂わすものでもない

相手と話をしていく上で自分が勝手に創造した(服装、人相、見た目で確認出来る範囲)他者に対し

自分が相手に対してイメージしていた行動外の(職場、学校、等々)活動なり創作なり趣味なり…

話しをしていくにつれて徐々に知りそれがギャップとなって

見た目の意外性に絞り

個人別に捉え方は違うけど(人の物の見方はそれぞれ)
日常を生きていると強烈なギャップに出会ったりする

東京で電車に乗っていた時は前に立った七三分けステレオタイプな40代くらいの男性がスーツを着て誰が見ても所帯を持った立派な会社員ぽい

吊り革に手を置いたときに袖の隙間からからくりもんもんがしっかり主張

薔薇ぽい柄、袖口のその先までからくりがありそうでした

COOOOOL!だと(柄は関係なく)思って見てました

外見で判断してしまうのは仕方ないけど

普通に中年の会社員だろな?と想像して、否、想像すらしなかった

たまたま前に立ったから見上げて目に入っただけで

見た目の意外性

十代の時、楽器屋で農業以外の職種は考えられない泥だらけの黒長靴と首に手拭いを巻いた初老の男性、麦わら帽は被っていたっけか?

修理に出していたであろうギターを引き取りに店に来店

夕刻の店には学校帰りの高校生等々、ユースフルな光景が当たり前だろね

中年層居たとしても小綺麗でVネック着て楽譜のコーナーにて立ちながら黙読
(完全に偏見)

初老男性は腰が曲がりゆっくりとキャッシャーへと歩く
店内のスゴいユースたちは(思春期時の親を見る)アノ目で彼を包む

俺も見た

初老男性は店員に話し掛ける

奥に置いてあった歴史を感じざる得ないギターケース
初老はゆっくりとケースに手をやりケースを開ける

この時点でスゴいユース等の目はアノ目ではなく

俺もそう

椅子に座り書道道具入れみたいな黒いエレアコを

弾く
弾く
爪弾く

腰を曲げて

泥長靴…

何を弾いてたのだろか?

とにかく意外性がありすぎて
殺られた

その時俺はweezerの輸入スコアの中の写真を見てた

何故だか分からないけど、勝った…と思った

勝手にスゴいユースvs俺と初老
みたいに感じてた

もしこの初老が何も意外性のない初老だとしたらば

俺は初老側に自分を重ねただろうか?

重ねない

重ねることも考えない

初老と泥長靴と手拭いとギター
ただの農夫からギターを弾ける農夫になって
その彼の感性に魅せられて初めて移入する

ホームレスでもそうで
ちなみに初老が店内でギターを弾いた行為はひけらかしでも匂わすでもない

静かにゆっくりと自分だけに聞こえる音量でアンプは通さずに

しかし店内のBGMに紛れて確かに響いていた

ギャップ

ギャップ

「時計仕掛けのオレンジ」のアレックスがベートーベンを愛聴しているのも非常にCOOL極まりない

もしヘビーメタルとかそれこそパンクなんか聞いてたら魅力ないもんな

彼のライフスタイルが凶暴だからこそのギャップ

逆に
小泉純一郎のXジャパン愛聴を公言する行為諸々…

あれはダメな見本ですね

鋲ジャン着たパンクスの口から聞くラモーンズやディスチャージなんて言う言葉よりも

山本精一氏の口から出るレッドツェッペリンやTOTOの方が何故か攻撃的で絶対的な信頼感とパンクスピリッツがある

と思ったけど

後者の方が狙ってるのかもしれないなぁ

て最近思うようになってきた
ギャップに胸きゅんな方は

常にでくのぼうから目をはなしてはいけない

ギャップと意外性の塊だから

でくのぼうがバック転が出来ると知った時のあの光は

とてもとても眩しい
2009.04.09 Thursday

5月



★2009/05/04(mon)
@山形 第二公園スタジオ
[ i against i ] - vol.1
open/start19:00
adv/door800円
・the act we act(愛知)
・the sunsetboulevard(神奈川)
・what ever film

2006年のdo itのライブDVDや、山形で活動するバンドのライブ映像を収録したフリーDVDマガジン「juana」(現在vol.1〜vol.3)を出している、山形映像番長(現在はsax等のプレイヤーとしても活躍中)tzkの初企画!

GWど真ん中!
是非!



2009.04.08 Wednesday

人として軸がぶれてイルか?

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やらされてない

やっている

自分の意志で

まず、楽しむことを第一に、それだけ

後の事はやり終えた時に自然とくっついてくる

変拍子、メジャーよりもマイナー
和音よりも不協和音

量産された服よりも一点ものの古着

十五歳の時にMA‐1が周りで大流行

それもアルファ社製のものでないとバカにされた
MA‐1タイプ、は評価対象外
卒業遠足の西武遊園地では男子の半数以上は同じ色のMA‐1を着て、笑って、はしゃいで、走って、飛んで、クルクルまわって…

同じ色のジャンパーを着た十五歳達が電車に揺られて目的地付近駅に到着後一斉に背伸びをした時に
俺は吹いた

面白かった

それに反抗して奇をてらっている人もいたが、それはそれで共感しがたかった
主張……

無理はよくない
疲れてしまう

自分を犠牲にしてまでも主流にたいしてNOと言う理由はなかった

常に90年代初頭のアメリカが頭にあった

デカイ一発を望んだ

差別化を図る手段として
音楽があった

手段だった

当時他の事、出来ない、出来そうもないことは
テレビの中で長渕剛(とんぼ、しゃぼん玉、などで)がだいたいやってくれた

観ているだけで外に向けた不満感は彼のお陰で何とかなった

しかして内にある不満はなんともならない

そこで音楽
ヘッドホンでしか鳴らせない音量で聴く音楽

夢中で聞いた
長渕剛ではない

聞いててパイプベッドの真ん中が折れてしまうくらいに高揚

周りが聞いていない、と思うだけで夜中に恍惚
主張………

人として軸がぶれていたかった

鞄にマジックで主張(多数のバンド名)を書いた

手の甲に×印を書くのとは比べられないけど自分にとっては強力な主張

ひそかな

自己満ですね


俺には音楽がある

今の自分は自分で選んだ

やらされてない

やっている

やれているだけで既にラッキー

贅沢とは不仲でありたい

人として軸がぶれてないと出会えていなかった





場所

それで良い
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